九州山脈中央突破自転車旅行
2/25 阿蘇―宮崎諸塚村
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阿蘇ユースを出発、阿蘇山頂まで11キロの登りが続く2時間半かけて草千里までたどり着きました。やはり荷物の量が重たいのがスピードのでない原因だが実際の海外を走ることを考えるとこのくらいの重量を運べることが出来ないといいけないと思う。 高森までの下りは眼下に高森の街が車道の向こうに広がり吸い込まれる様で恐いくらいです。自転車の前輪のサイドバッグのバランスが悪いとぶれ出すので下りもあまりスピードが出せません、下りも神経を使い気が抜けません。 高森で食料と電池を補給し高森峠を経て蘇陽町へ、蘇陽町へ近づくと自転車道が在り走り易い、阿蘇でも高森でも国道の脇に自転車道が整備されて大変走り約なっている。蘇陽に着くと13:30で諸塚の高野さんへ連絡を入れてみる、ここより諸塚まで40キロ在り今日中に辿りつかなかもしれないと、これより、五ヶ瀬経由飯干し峠を超えて諸塚までペダルを回します、五ケ瀬町役場に立ち寄り飯干峠の状況を聞いてみる、凍結はしていないことを確認して走り出します。峠に差し掛かると前方に山が立ちはだかります、その山肌に道路のガードレールが九折に見えます、ここを登るのかと思うとぞっとします、時速五キロ峠を登りきるのに一時間掛かりましたが永延と続くガードレールにもめげず、途中美味しい湧き水を見つけました。 峠で標識をバックに写真を撮り今度は下りです、下りも凄く25キロメートルもあります、荷物の重量があるのでスピードを出しすぎるとハンドルが振れて危険なのでブレーキを駆けながら慎重に下ります、登りの時には暑くて汗が吹き出ましたが下りは逆に寒くウェアーを着込み厚手のグローブをつけて下りました、25キロの下りは長いです、渓流沿いに下ります、この渓流がとても美しく釣り好きの人にはたまらない所ではないでしょうか。 諸塚の高野氏宅に到着高野さんと子供達が迎えてくれました。温かな食事、お風呂、布団を提供していただき感謝します。子供達も楽しく遊んでくれました。 |
阿蘇ユース | 阿蘇草千里 | 阿蘇山 |
五ケ瀬ー諸塚の飯干峠 | 飯干峠 1032m |
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発行人:後藤 鉄成(ごとうてつなり)