壱岐・対馬サイクリング

8/26(月) 尾浦―冷水山 曇り/晴れ 走行距離 50.75キロメートル  走行時間 4:15

 食事を済ませ出発。今日の目標は椎根の石屋根だったが・・・。案神、久和、豆酘と細かなアップダウンを繰り返しつつ豆酘崎灯台までたどり着いた、この町は標識がしっかりしているので分りやすい。灯台からは眺望は良くなかったが、その先に進むと展望が開け素晴らしい海の眺めが広がっています、波も穏やかで、風も心地良い。キャンプ場があるが水が出ないようだ、話によれば10年は使われていないとのこと、綺麗に整備されているのに残念。

 石屋根を目指すべく北上する、美女塚を通過し豆酘瀬に差し掛かると橋の袂に、野菜売り小屋と神社がありミニトマトと水を補給する、するとおばさんが話し掛けてきて、話をしていると、近くの家に前いてくれてジュースとスイカをご馳走になりました。山道の山肌に縦長の木箱が置いていることを質問すると、ご主人によれば、天然の蜂蜜を集める箱だそうです、よく観るとこの家の前にも幾つか並んでいました、なんでも、一升瓶分が3万円するそうです。この集落にも石屋根の建物がまだ残っている、屋根に畳くらいの石が何枚も重ねていて太い柱に支えられた高床式の倉庫、冬の強い風や、火災から被害を守るために作られました。

 ひとつ峠を越えると、上槻に到着。ここから、石屋根のある椎根までダートの道があるとツーリングマップには記載さている、この道を通りたいと探し回りました。地元の人に聞いても昔は歩いていたが、ここ最近はまったく使っていないので道は無くなっているだろうとのこと、仕方なくアスファルトの道を行くことにした、が、少し走ると新しく作っている道路を見つけた、まだ舗装されていない道を登ってみると、更に上に行く林道を発見、もしやこの道がと思い、食料もテントもあるし行ける所まで行くことにする、1.5キロメートルほど林道を押し上げると峠らしいところに出た、池田君のGPSによると冷水山281メートル付近である、たぶん間違いない、この先は下りになっている模様。今夜はここで野宿をする。

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