*********雪の油山*********
2003/01/05
昨日からの雪が積もっているだろうと思い楽しみに油山に向かう。
いつもは管理事務所の標札に従い進むのですが、今回は夫婦岩展望台に登り上がる登山道を選びます。雪道には先客がいるのか足跡が残されています、雪が無ければ人が通った跡が判らない、こんな雪の日に登る人がいるのだな、この足跡の人たちも雪を楽しんで登ったのでしょう、自分だけではなくてよかった。 夫婦岩展望台は新雪で銀世界です、足跡も数本の軌跡があるだけでここまで登る人は少ないようです、ふわふわな雪を両手で掬い上げ空に向かって投げるときらきらと輝きながら風に吹かれて舞い上がります、とても奇麗です登ってきてよかった。展望台からは粉雪に包まれた福岡の街が一望出来ます。真っ白なミルクに覆われたようです。 ネーチャーセンターに立ち寄ってみる、窓の外に目を向けると野鳥が餌台に集まっている、腹は茶褐色で羽は青色のヤマガラ、白いほっぺと黒いネクタイのシジュウカラ、たまにオリーブ色で羽に黄色い斑点があるカワラヒワが現れます。 写真を撮ろうと構えるのですが動きが早いのでなかなかうまくいきません。 林道を紅葉谷へ登る、自転車のタイヤの跡が二本伸びています、ここを登ったのか下りが大変だろう。路面の雪は解け再度固まり氷になっている、かりがりと踏み出す足音も今にも滑りそうだ。紅葉谷の石碑から谷に降り沢沿いを下り林道に出ます。紅葉谷は誰も踏みいれてないらしく真っさらのマシュマロの様な雪が広がっている、足を踏みいれるのがもったいない。積雪は10cmはあると思います、その白いキャンバスの上を足跡をつけて行きます、ざぎゅざぎゅと踏みしめる音が銀世界に響きわたります、雪の森はどこか燐として静寂が心を癒します、確かに気温は低く寒いのですが辛くはありません、この寒さ静寂さが心地好いのです。 |
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