第二回プロが教える山仕事講座

2002/12/14〜15 晴れ

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炭焼きとチェーンソー作業

 今回の参加者は一回目のメンバーに新たに数名が加わり賑やかになりそうだ、明日は日帰りメンバーが加わりもっと増えるとのこと。

 本日の予定は、11/23に炭焼きをした炭を釜出しします、自分たちが焼いた炭がどの様に出来上がっているか楽しみである、釜の口を覆っている土をとり除き炭が見えてきた。手前のほうは炭と言うより灰になっていたが取り出していくうちに炭らしくなってきました。炭材は建てて釜に収めているので下のほうは完全に炭になりきれずに残っている部分は鋸で切り落とすことにする。集めた炭は袋詰めにして出荷できるようにします。

 次に空になった釜に炭材を太いほうを上にして建てていれて行きます、狭い釜の中で暗く灰が舞っているので作業は大変です。釜の中が炭材でいっぱいになってくると入口にねそべって入れて行きます。搬入口を石と土で塞いで閉めます。

 火をつけしばらくすると奥の煙突からゆらゆらと白い煙が吹き出してきます、温度を下げないように火の管理をしながら様子を見ます。今夜は炭焼き小屋に泊まることにします。

 日が暮れて西の空が茜色に染まって行き少し雲がかかった月が輝いています、小屋の横では夕飯の焚き火が燃えていて取り囲むように皆集まります。

 炭ガマに火を入れて煙の様子を見ながら火の具合を調整します。この作業は3人の学生さんが行ってくれました。

 炭焼き小屋に7人で寝袋2枚にくるまり泊まりました、寒くは無いです。 宮園宅で朝食をいただき色彩館へ戻ります、裏には皆さんそろっていて、早速しめ縄作りを始めました、先生は宮園じいさんです。見ていると簡単に作っていますがうまく縄が編めません、しめ縄の形は博多型のしめ縄を作ります。

 藁で飾りを編みあげるのに二人で捻りながら藁を編み込んでいきます、その飾りの両端に竹を通してぶら下げます。難しいのは藁で縄を編むことです、2本の藁を両手に挟んで捻り交差させて縄を編んで行きます。でもなんとかオリジナルのしめ飾りが出来あがりました。

午後からは山に入りチェーンソーの講習です、前日一通り使い方は教わったので確認作業とその応用作業をすることにする、目を保護するためのゴーグルと足を護るためのズボンを着用し玉ぎり作業と到木作業の練習をしました。切り口を見るとギザギザになっていてうまく使いこなすにはまだまだ沢山練習しなければ。

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発行人:後藤 鉄成(ごとうてつなり)