九州山脈中央突破自転車旅行
3/4 宮之城ー出水
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宮之城広域公園キャンプ場は管理人が居なくて利用させてもらいました、ごめんなさい。街を出て伝統工芸センターに立ちよりました、丁度よくインターネットに繋がっているパソコンが在ったので自分の掲示板に旅の経過をかきこみました。 しばらくはだらだらと登りが続きます、最後の5キロほどが急になっていて峠のトンネルを過ぎると出水に入りました、出水の街まで15キロほどくだりっぱなしです。出水には自転車で2度目です、今回は時間があるのでゆっくりと見て回れそうです。まずは、武家屋敷へ整然と区画された街並みと石垣で囲まれた屋敷がいっきに江戸の時代に逆戻りさせてくれます。 屋敷の作りを丁寧に解説してもらうと武家のしきたりが家造りにも表していることに驚きました、たとえば天井板の並べ方で上座下座を表すこと、湿気から壁を守るため紅色で塗ること,家長の座る席が厳格に決められていることなど、様々なしきたりが家族の秩序を保つため家の権威を守るために存在していたことを知りました。 鶴の飛来地に行く前に鶴博物館に立ちよりました、ここでは鶴の生態や種類等を詳しく紹介しています、飛来地に行く前によると大変勉強になります。夕方飛来地に向かいます、三号線を下り案内に従い進むと観察センターの建物が見えてきました、残念なことにセンターは閉館になっていて入れません、あたりも暗くなってきたので今夜はここで野宿することにします。鶴たちはセンターの前の田んぼにねぐらを求め舞い降りていています、あっと言う間にあたりは鶴たちでいっぱいになりました。鶴の鳴き声を聞きながら私も眠りに着きます。 |
龍光寺 | 麓武家屋敷群 | 竹添邸 |
御仮屋門 | クレインパーク | 出水鶴飛来地 |
出水の鶴 |
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発行人:後藤 鉄成(ごとうてつなり)