昨夜の道路情報により峠には登らず、工事中の道を進むことにする、今朝もわざわざ親切に工事中の道が通れることを知らせに来てくれた。このように人とのふれあいが自転車の旅を感動的にしてくれる。工事中の道はまだ舗装はされていなく、工事車両が行き来しているが自転車は通してくれた、工事区間を抜けると小鹿、芦見、琴と港町が続く、琴には樹齢1500年と言われる銀杏の木がある。

　舟志にくると舟志川に沿って走る辺りはもみじのグリーンがとても綺麗でさわやかです、秋には紅葉が綺麗でしょう、小さな滝が整備されていたので水浴びをさせてもらう、気持ちいい。浜久須では鳴滝に立ち寄り、石屋根倉庫群を通り抜けたしました、屋根は瓦に変わっていましたが、雰囲気は味わえました。

　比田勝に到着、まずはフェリーターミナルへ船の確認をする、池田君の釜山行きは明日の15時発、いよいよ世界へ出発です。私は明後日のフェリーで博多に戻ることに。運がよければ韓国展望所から釜山が見えるはず、今夜は展望所から夜景を見ようと思いここにテントを張ることにする。その前にまだ時間があるので食料を仕入れた後、三宇田海水浴場に行ってみる、ここはとても綺麗な海の色をしています、エメラルドグリーンです、まるで沖縄のうみを思わせます、博多から近くにこんな綺麗な海があるなんて感動です、砂のきめが細かく白く綺麗です、シャワー施設も整っていて泳ぐしかないです。シャワーでは洗濯をさせてもらいました。

　韓国展望台からの展望を期待しているのですが、釜山は見えそうで見えない、ここから僅か49.5キロメートルのところです。夜景も霞んで見ること出来ませんでした、残念。今夜は展望所の下で寝ました。台風15号が近付いているため風が出てきた。