油山夜の森昆虫ウォッチング案内人

2002/7/27(土)・8/3(土)

ネイチャセンターのレンジャーをサポートして自らも夜の森の昆虫を探すことを楽しみました。
講師は九州大学大学院昆虫学教室の井上広光さんです。
参加者は小学生の親子総勢40名ほどが参加しました。

 はじめに、掛下レンジャーからのスタフの紹介、スケジュール、注意事項の説明があり、井上先生からの昆虫観察の解説がありました。

 ネイチャーセンタの前の広場で井上先生があらかじめ集めてきた朽木を鉈で割って中に潜む虫達の観察をしました。中からゴキブリの仲間や、くわがたの成虫や幼虫などが出てきました。

 次に森の中を移動しながら、井上先生が補虫網で高いところの木の枝を揺らして葉っぱに付いている虫を捕まえたり、布を張った道具で枝から落とした虫を捕まえてくれました。子ども達も懐中電灯で葉っぱの裏側や木の幹、草むらを探して虫を見つけていました。きのこのほだ木ではセミの幼虫の羽化の様子を見ることが出来ました。

 最後に、ライトトラップを仕掛けていたのでそこには蛾、カミキリムシなどの虫が集まっていました。

 

 

 

夜の森昆虫ウォチングのとき朽木のなかから出てきた、くわがたの幼虫を飼育してみることにした。

 準備するものは朽木を細かく砕きビンに三分の二ほど硬めに詰める、ここに幼虫を置いてやると、五分くらいで潜っていってしまいました。この朽木を細かく砕く作業が大変でした、朽木をコンクリートの上に置き上から大きな石で薄の要領で細かく潰していきます。

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