昆虫観察事始め

2002/8/11 雨

 九州大学大学院昆虫学教室の井上広光先生を迎えて、油山の自然案内人の昆虫の勉強会が開かれました。
 まずは講義で昆虫の特徴のお話、昆虫とはどんなものか、昆虫の分類、体のしくみなどの勉強をしました。
先生はキジラミの分類が専門です、分類の話では
門―類―目―科―属―種
この分類間に「亜」というものがある、例えば「亜門」「亜類」という具合に。
昆虫の中でも甲虫目の種類と数が最も多く、地球の生物でも昆虫の種類と個体数は最も多いなどの話は感心させられました。

 こんどは、外に出て昆虫を捕獲して観察しました。補虫網と、補虫布を使い虫たちを集めていきます。
 ナナフシを探したのですが、昼間は隠れているのか見つかりませんでした、アオバハゴロモ、カメムシ、しゃくとりむし、ゾウムシなどが見つかりました。

 昆虫のことだけではなくて、植物や鳥の存在する自然全体の事が関係しあっていることもあらためて認識しました。

 

 

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