ジュニア森の木の実あそび

2002.10.27 雨/晴れ

  小学生を対象に秋の油山での木の実探しと、どんぐり笛づくり、紙芝居、ゲームと秋をテーマに楽しいあそびがいっぱいです。今日は子ども達だけ、周りは知らないお友達ばかりで仲良く出来るかな、まずは自己紹介からはじめましょう、今日の参加は14名、皆元気にあいさつが出来ました、油山自然観察センターからは、掛下レンジャーの指導のもと、藤井さん、平川さん、菅間さん、後藤のボランティアスタッフがお手伝いしました。

 自己紹介の次に、ちよっとクイズを、マツボックリを水につけるとどうなるでしょう?外から戻ってきてからのお楽しみ。

 では、森の中へ、観察センターの前の広場に集合、指令はどんぐりを探せ!予想とは反して皆すぐに見つけました、チョットがっかりもっと苦労させるつもりだったのに。見つけたマテバシイのどんぐりで笛を作ります。どんぐりの帽子の部分を道路に押し付けて中身が見えるまで削り、中身をくぎで掻き出します。

 一年生の子は力が無いのでなかなか削れません、でもがんばって削りました。くりぬいたどんぐりを上手に吹くと音が鳴ります。穴のあいたどんぐりの中には虫の幼虫が居ます、取り出してみると、大きさは五ミリ位、カブトムシの幼虫を小さくしたみたいです。これはゾウムシの幼虫、どんぐりがまだ出来たばかりの青い頃、お母さんゾウムシがどんぐりの中に卵を産み付けます。

 観察センターからキャンプ場へ向います、道の両脇にはカエデ、マツ、コナラなどの色々な植物が生えています、子ども達は、どんぐりを拾ったり、葉っぱを観察したり、皆森の贈り物に興味深々です。カエデに種が出来ていました、葉っぱが落ちた枝に沢山着いています、種には羽に覆われて、羽が風に吹かれて運ばれていきます。

 センターで昼食後はどんぐり紙芝居の始まり始まり、平川さん、藤井さんがそれぞれどんぐりとねずみに扮し紙芝居が始まりました、子ども達も食入るように熱中しています、ロウテクな紙芝居でも子ども達は夢中になれることは嬉しいことです。拍手喝采、特にねずみの人形に人気集チュウ。

 出発前に水に漬けたマツボックリはどうなったか、見事に開いていた松笠が閉じていました。

 外で見たカエデの種を真似て、紙とクリップで模型を作り飛ばし合いをしました、単純な遊びだけど子ども達は色々工夫して作っていました。

 最後に、オダモミダーツです、オナモミとは俗にいうひっつき虫のこと川原に良く生えています。タオルで的をつくり、オダモミを投げて点数を競争します、誰が上手に出来るかな。

 みんな元気に森で遊びました、今度は自分で森に行き沢山遊んでね。


<<HOME